立山黒部アルペンルートを観光

はじめに

初夏の気候の良い頃、アルプスエキスプレスと黒部峡谷トロッコ電車への乗車、立山黒部アルペンルート通り抜けの観光へ行ってきました。長野県と富山県にまたがった1泊2日の小旅行です。

1日目は宇奈月駅まで観光バスで行きそこから黒部峡谷トロッコ電車に乗車して終点の欅平で折り返し、黒部・宇奈月温泉のホテルに宿泊しました。

2日目は宇奈月駅から観光列車・アルプスエキスプレス/富山地方鉄道に乗車し、立山駅まで行き、そこから高原バス、ケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継いで立山黒部アルペンルートの通り抜けを楽しみました。帰りは観光バスで扇沢から安曇野に立ち寄って帰宅しました。

立山黒部アルペンルートは以前からよくテレビなどで紹介されている有名な観光ルートで是非一度は訪れて見たいと思っていました。

このような1泊2日のような国内の小旅行はなんと言っても思い立ったら、準備も簡単ですし、すぐに気軽に参加できるのがうれしいです。

黒部峡谷トロッコ電車

このトロッコ電車は、最初は黒部峡谷の電源開発のために電力会社の専用鉄道として、建設用資材や作業員輸送の目的で使われていました。しかし、沿線は大自然に包まれた美しい峡谷で、観光を望む一般の人が多くいたために現在まで観光用に使用されているとのことです。

トロッコ電車は普通の電車より一回りサイズが小さくまた窓もついていません。テーマパークを走る電車のようです。そのためより身近に肌で渓谷の自然の美しさを感じ取ることができます。

  

黒部川に架かる電車の鉄橋          ホテルの裏を流れる黒部川

  

小規模なダムがありました           トロッコ電車の線路脇の杉林

  

  

美しい黒部渓谷が続きます

  

小規模な発電所がありました

   

   

黒部渓谷の観光を終えてトロッコ電車は出発した宇奈月駅にまた戻ってきました。

アルプスエキスプレス/富山地方鉄道

宇奈月駅から立山駅を2時間弱で結んでいる観光電車「アルプスエキスプレス」に乗りました。木をふんだんに使ったインテリアで温かみと高級感に溢れる車内空間で大自然との調和をモチーフに製作された観光列車だそうです。

この沿線は広大な富山平野、雄大な立山連峰など大自然に恵まれています。私たちが座ったボックス席のすぐ傍に運よくアテンダントさんの詰め所があったので、気軽に色々と富山地方の観光のことを伺うことができました。

   

アルプスエキスプレスの窓から見た風景です

立山黒部アルペンルート

まずアルプスエキスプレスの立山駅からケーブルカーで美女平へ行きそこから高原バスで立山室堂まで行きました。室堂平は立山登山の基地であり、立山連峰を望む雄大な高原でそこで散策とお昼のお弁当を楽しみました。

季節はすでに初夏になっていましたが、あちらこちらにまだ雪が残っていました。

   

高原バスで山を登って行きます      道路のすぐ傍にもまだ雪が残っています

   

標高2,450メートルの室堂平には多くの観光客が来ていました

   

立山登山の基地だけあってたくさんの山小屋があります

   

室堂平にあるみくりが池

室堂平は当日も多くの観光客で賑わっていました。ここでは1時間半程度散策し、途中、みくりが池が真下に眺められる最高の場所のベンチでお昼のお弁当をいただきました。

次にバスで大観峰へ行きました。ここにはかなり立派な展望台が作られていました。

眼下には黒部湖を見渡す雄大な絶景が広がっていました。

       

展望台から下の方に黒部湖が見えています

  

大観峰で雄大な景色を堪能した後、ロープウェイやケーブルカーを乗り継いで、黒部湖まで行きました。

黒部湖駅を降りて後は徒歩で黒部ダムへ向かいました。

   

黒部湖の風景と黒部ダムの反対側の風景(その1)

  

黒部湖の風景と黒部ダムの反対側の風景(その2)

黒部ダムからの放流の様子       ダムの壁の階段を下りた場所から見た放流

豪快なダムの放流を見た後、観光バスで帰途につきました。扇沢から安曇野に立ち寄りましたが、途中交通渋滞でバスがかなり遅れたためバスの中での夕食となりました。

諏訪湖の傍を通過する頃に、ちょうど諏訪湖の夏の花火が盛大に打ち上げられていてバスの窓からよく見えました。渋滞でのろのろ運転でしたが、思いがけない美しい花火のサプライズに皆喜んでいました。

最後に

今回の小旅行では、アルプスエキスプレスと黒部峡谷トロッコ電車への乗車、立山黒部アルペンルート通り抜けの観光でしたが、旅程を通して高原、山、渓谷、湖、川など色々な初夏の美しい風景を十分に堪能することができました。

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