大自然を求めてカナダ・アメリカ西海岸縦断の旅(2)

はじめに

夏休みに家族で行ったカナダ・アメリカ西海岸縦断の旅のご紹介をしています。観光のポイント、訪問地や旅程、1日目までの観光の詳細記事は下記をご参照ください。

大自然を求めてカナダ・アメリカ西海岸縦断の旅(1)

この記事では2日目~4日目の観光(ヨーホー国立公園観光、バンフ~ジャスパー移動観光、ジャスパー国立公園観光)の様子をご紹介しています。

2日目~ヨーホー国立公園観光

今日からいよいよ観光のスタートです。朝食はバンフスプリングス・ホテルのカフェテリアにて美味しくいただきました。

ところでこのホテルには口コミで評判になっている朝食メニューがあります。それはオムレツですが注文する時に「具材を全部入れてください!」というと全部入りのスペシャルなオムレツが来ます。

私たち家族も皆注文しましたが、とてもリッチで深い味わいを楽しめる素晴らしい味のオムレツでした。豊かな気分になれるのでこれは是非お勧めです。

朝食後ホテルのロビーで待ち合わせをして、バンフ周辺の観光を行うヨーホー国立公園観光ツアー(トロコツアーズ、日本語ツアー)の観光バスに乗り込みました。

日本語のツアーなので他のお客様も日本人だけで、合計12名程度のツアーでした。

まず最初に訪れたのはキャッスル・マウンテンを望む場所です。

小雨交じりの曇り空でキャッスル・マウンテンがかろうじて見えました。

雲が途切れるのを少し皆で待っていましたが、残念ながらこれ以上は視界が開けることはありませんでした。

約30年前の前回訪問時は良く晴れていましたので綺麗な写真が撮れました。

晴れた日のキャッスル・マウンテン1(前回訪問時撮影)

晴れた日のキャッスル・マウンテン2(前回訪問時撮影)

まさにキャッスル(お城)の集まりのような「絵になる」岩の山々でした。

次に向かったのはバンフの大人気の観光地であるレイクルイーズです。湖畔にはフェアモント・バンフスプリングスと同じフェアモント系列のホテルであるフェアモント・レイクルイーズがあります。

バンフではバンフスプリングスに次ぐ人気のホテルです。

当日は残念ながらまだお天気は回復せず空が厚い雲に覆われていましたので、下の1枚以外は明るい綺麗な写真が満足には撮れませんでした。

曇り空の下で綺麗に花咲く花壇と右上のフェアモント・レイクルイーズ・ホテル

レイクルイーズの向こうに遠く雪山を望む風景1(前回訪問時撮影)

レイクルイーズの向こうに遠く雪山を望む風景2(前回訪問時撮影)

やはり晴れた日のレイクルイーズは最高に美しいと思います。レイクルイーズの畔を散策した後は、ホテルの中にある幾つかのお洒落なお店でウインドウショッピングなども楽しみました。

次に訪問したのはカナディアンロッキーで最も美しいと言われているモレーン湖です。私も個人的に一番美しい湖だと思っています。

多くの観光客がゴロゴロした岩山の間の遊歩道を展望場所まで上って行きます

  

遊歩道周辺の景色(中ほど下に小さく遊歩道と観光客が見えます)

小高い丘の上の展望場所から望むモレーン湖

綺麗に晴れた日のモレーン湖1(前回訪問時撮影)

綺麗に晴れた日のモレーン湖2(前回訪問時撮影)

約30年前に訪れた時は上の写真で分かるようにモレーン湖のまさに水際に下りての観光でしたが、今回は小高い丘の上からだけの観光になっていました。

理由は定かではありませんが、やはり水際からの眺望がベストだと思います。湖の水や周辺環境が綺麗に保全されていて、きちんと管理・整備している様子が伺われました。

小高い丘の上の展望場所には中国や韓国など海外からの観光客がたくさん来ていて撮影ポイントの順番待ちができるほど賑わっていました。

左の写真はその丘の近くまで姿を現した可愛い野生のリスです。

この岩の上でしばらく観光客の様子を伺っていました。

続いてナチュラルブリッジという川の中に自然に出来た不思議な岩の橋を見に行きました。

  

ナチュラルブリッジ                                   ナチュラルブリッジに流れ込む水

ナチュラルブリッジでは川の水量がとても豊富で迫力がありました。

お昼頃になったので景色の良い場所へ移動して屋外でホットドックのバーべキューランチをいただきました。

キャンプ場のような場所で木製の椅子、テーブルがありまたバーべキューの設備が整っていました。トロコツアーズで準備してきたホットドックの材料をその場で焼いて温めてケチャップ、マヨネーズ、からしなどを付けていただきました。

大きなワイルドな木製のテーブルでしたので、参加者全員で席につくことができました。皆でわいわいがやがやとお話をしながら大自然の中で温かい美味しいランチをいただきました。

他のツアーではこのような調理の手間のかかるランチではなく、サンドイッチなどそのまま食べる冷えたランチになるのが一般的だそうです。

さて昼食の後はまず水の色が美しいエメラルド湖を訪れました。

   

エメラルドのような綺麗な色の湖でボートを楽しむ人々もいました

エメラルド色に輝く晴れた日のエメラルド湖(前回訪問時撮影)

エメラルド湖ではたっぷりと観光の時間がありましたので、まずは家族で手漕ぎボートに乗ってエメラルド湖とその周辺の美しい景色を眺めながら湖上遊覧をのんびりと楽しみました。

その後小さな街の中でウインドウショッピングなど散策を楽しみました。

続いてタカカウ滝の見学に行きました。この滝は落差が約300メートルもあり山の上から落ちてくる水は大迫力でした。

落差が約300メートルの勇壮なタカカウ滝(前回訪問時撮影)

その他色々な美しい風景の場所をバスで回った後、午後4時頃にバンフ市内に戻りヨーホー国立公園観光ツアーの1日観光が終了しました。

トロコツアーズは日本人経営で、ガイドさんももちろん日本人で、細かな気配りが行き届いたサービスに大変満足しました。お天気は最初のキャッスル・マウンテンの見学時には少し小雨も降りましたが、それ以降は何とか回復し、ほぼ曇りという状況でした。

バンフ近郊の素晴らしい景色の観光スポットをゆっくりと回ることができて家族皆満足していました。

さて残りの時間はサルファー山へゴンドラに乗って観光しようと思っていましたが、その時間には山の上にはまだ雲がかかっていたので諦めました。下の写真は前回訪問時にサルファー山へゴンドラで登り途中で麓を撮影した写真です。

左下の方にバンフスプリングス・ホテルが小さく見えています。

今回は代わりにバンフ市内の散策をすることにしました。バンフはカナディアンロッキーの観光の中心地ですのでそれなりにたくさんの面白いお店があり十分に楽しめました。

あたりが薄暗くなってバンフスプリングス・ホテルに帰る時、敢えて市内シャトルバス(ROAMの2番)に乗ってみることにしました。

ホテルのすぐ近くまで行ってくれますが、辺りが暗くなると窓から見ても場所が分かり難くなりますので、乗る時に市バスの運転手さんに着いたら教えてもらえるようにお願いしておいた方が安心です。

ホテルに到着後、夕食をいただき、明日のジャスパーへの移動のために荷物の整理をして早めに寝ました。

3日目~バンフ~ジャスパー移動観光

早めに起床して朝食を済ませ、バンフスプリングス・ホテルをチェックアウトしました。

今日はバンフとお別れして観光バスでもっと奥地の観光地であるジャスパーへ向かいます。ホテルからはバンフ~ジャスパー移動観光ツアーという移動を兼ねた1日観光ツアーに参加しました。

ホテルのロビーで待っているとほぼ時間通りにSunDog Toursと大きなロゴが描かれた上着を着た運転手兼ガイドが迎えに来てくれました。スーツケースを積み込んでいよいよ出発です。

日本人は私たちだけで、総勢25名くらいのグループで観光ツアーの始まりです。

まず立ち寄ったのは昨日も来た大人気のレイクルイーズでした。この時もお天気はやはり曇りがちでしたが散策やお店を見たりしてゆっくりと過ごしました。今回私たちはトナカイの可愛いぬいぐるみを1つ購入しました。

その後、クロウフット氷河とペイト湖を見学に行きました。

山の上のほうに残るクロウフット氷河の姿

  

クロウフット氷河の少し右側の風景      ペイト湖の始まりの部分

ハイライトの一つであるペイト湖を展望台から望みます

ペイト湖の見学の後、静かで景色が良い広い川原に行き昼食となりました。SunDog Toursが用意したとても大きなボリュームたっぷりのサンドイッチ、果物、ジュースが参加者に配られました。

その場所はピクニック場のようで、気持ちの良い草原に各所に木製のテーブルとベンチが配置されていて家族や友人同士で青空ランチを楽しみました。

食事をしていると野生の鳥や小動物があちらこちらに現れてきて参加者は皆大変喜んで写真を撮ったりしていました。

右の写真はすぐ近くに突然現れたなんとも可愛いプレーリードッグでした。

やはり大自然の中で鳥の声や川のせせらぎの音を聞きながら食事をするのは素晴らしいことです。

ゆっくりとランチタイムを過ごした後は、今回の観光の一番の目玉であるコロンビア大氷原へと向かいました。その頃にはお天気もすっかり回復してほぼ快晴となり絶好の観光日和でした。

コロンビア大氷原の上は真冬のように気温が下がるということで皆ジャンパーやコートを準備していました。

現場では、巨大な雪上車に乗ってコロンビア大氷原の上まで行きました。雪上車搭乗は観光客に大人気で乗り場は大混雑でした。

左の写真の奥の方に並んでいる赤い車が雪上車です。

途中、かなりの急勾配の坂を雪上車で一気に下るときには車内に大歓声があがりました。一番前の席に座るとスリルを最高に味わえます。

太陽の光を浴びて輝く雄大なコロンビア大氷原

皆雪上車を降りて大氷原の上を歩くという体験をしました。ただしある程度進むとこれ以上先は立ち入り禁止というロープが張られていて、皆その前で立ち止まって(上の写真)見学や撮影などを楽しんでいました。

下に約30年前に来た時に撮影したコロンビア大氷原の写真を掲載しました。左下は道路を挟んで向こう側遠くにコロンビア大氷原が見える風景で、右下は大氷原の上を自由に歩く人たちを撮影した写真です。

歩く人たちを上の写真と右下の写真で比べると分かるように現在(上)はロープが張られてそれ以上奥へ進めないようになっていますが、過去(右下)は奥の方まで自由に入っていくことができました。

やはり30年以上を経て温暖化などで環境保護が一層重要になってきたからだと思われます。

  

コロンビア大氷原の遠景(前回訪問時)  大氷原を自由に歩く観光客(前回訪問時)

コロンビア大氷原の雪上車搭乗と氷原の上の散歩を楽しんだ後は、そこからシャトルバスに乗ってグレーシャー・スカイウォークを体験しに行ってきました。

グレーシャー・スカイウォークは、2014年の春にオープンした比較的新しい観光施設で、深い谷間の上に張り出して建設された足元がガラス張りになった展望台です。断崖から35メートル張り出していて氷河に削られて造られたサンワプタ渓谷の上空280メートルの高さにあります。

歩いている時に足元から深い谷底が見えるようになっていて、周りの景色を見ながらスリルを味わうことができるようになっています。

右下の写真の左側中ほどに小さく薄っぺらなチョコレート色の右に突き出た構造物が見えますがその先端がスカイウォークになっています。

  

グレーシャー・スカイウォークの上でスリルと周りの風景を楽しんでいる人々

ここはかなり人気の施設のようで行きも帰りもシャトルバスに乗るのに15~20分程度も待たされました。しかしカナディアンロッキーには他にこのようなスリルを味わえるような近代的な観光施設はないのでそれなりに楽しめました。

コロンビア大氷原とグレーシャー・スカイウォークを十分に楽しんだ後はアサバスカ滝へと向かいました。

カークスリン山を背景にして豪快に水が流れ落ちるアサバスカ滝

アサバスカ滝は轟音と共に大量の川の水が流れ落ちていてかなりの迫力でした。

観光バスでバンフからジャスパーへ向かう途中ではその他色々な風景が楽しめました。下に前回訪問した時に撮影した写真を幾つか掲載しておきます。

     

右下の写真にあるようにこの道路には頻繁に野生動物が出現します。前回訪問時にもバスの運転手がクマを見つけ、みずから急に観光バスを停車させ、なんと50メートルほど道路をバックしてそのクマを観光客に見せてくれました。

その当時はまだ観光客も少なく道路も混んでいなかったのでそのような極端な行動が取れたのだと思います。もちろんそのハプニングの後、バスの観光客は運転手の特別サービスに対して拍手喝采しました。

バスは観光スポットを色々と巡りながら夜の7時頃にジャスパー・パークロッジに到着し、バンフ~ジャスパー移動観光1日ツアーが終了しました。

下の写真はフェアモント・ジャスパー・パークロッジのホームページからもってきたホテルの航空写真です。中ほど少し右にあるグレーの屋根の建物がジャスパー・パークロッジです。

ホテルの敷地内に大きな湖があり、ホテル全体がジャスパー地域の一つの観光スポットにもなっています。

すぐにホテルにチェックインし、その日の夕食はホテルのレストランでいただきました。

夕食時、サラダを注文したら、まもなく料理人が私たちのテーブルの傍にサラダの具材などを載せたワゴンと共にやって来ました。その場で野菜を混ぜ合わせ、オリーブオイルやスパイスなどを調合しサラダを作ってくれました。

そのようなパフォーマンスはとても珍しく家族皆大変興味深く見せてもらいました。もちろん出来上がったサラダの味は絶品でした。

4日目~ジャスパー国立公園(マリーン湖等)観光ツアー

今日はいよいよカナディアンロッキー観光の最終日です。

朝食をホテルのカフェテリアでいただいた後、ロビーで待ち合わせて、ジャスパー国立公園(マリーン湖等)観光ツアーに出かけます。

ロビーでツアー催行会社であるSunDog Toursのガイドさんを待っている間に少し時間があったので、同じツアーに参加するというアメリカから観光で来ていたシニアのご婦人と少しお話をする機会がありました。

そのご婦人はその日はご主人がゴルフへ行ってしまったので、一人でこのツアーに参加するとのことでした。色々とお話をしていくうちに、なんという奇遇でしょうか、そのご夫人のご主人が勤めていた会社と、私が勤めていた会社とはまったく同じ会社であったということが分かりました!

この奇遇に両者共に驚き、一瞬言葉が出ない状況でした。

もちろん後日、ホテルでそのご夫人がそのご主人を呼び出してくれたので、ご主人とも楽しく懇談する機会をもちました。

このように思いがけないうれしいハプニングに遭遇するのも、旅の醍醐味の一つだと思います。

さてジャスパー国立公園(マリーン湖等)観光ツアーでは最初にマリーン渓谷を訪れました。

この渓谷は、マリーン川の急流に削られた石灰岩が、カナディアンロッキー最大規模の荒々しい姿を見せてくれる場所です。

轟音を響かせ流れる急流に沿ってかなり長い遊歩道があり、今回はその一部を皆で散策しました。

遊歩道の石畳の上を良く見ると古代の植物や虫などの化石があちらこちらに埋まっているのが分かりました。

次に訪れたのはメディシン湖という不思議な湖です。秋から冬にかけて水がなくなり、単なる泥地となるためにこのような名前がついているとのことです。マリーン川から流れ込んだ水が石灰岩の底から染み出して抜けてしまうそうです。

メディシン湖とその周辺の山々の絶景1(前回訪問時撮影)

メディシン湖とその周辺の山々の絶景2(前回訪問時撮影)

左の写真はメディシン湖の傍の林の中で見つけたワシの巣です(ほぼ中央の木の上にあるこんもりとした場所)。

この林には、ワシの巣はこれ以外にも幾つか見つかりました。この辺りがいかに人里離れた場所であるかがわかります。

次に向かったのは今回の観光のハイライトであるマリーン湖観光です。遊覧船にのってスピリット島へ行くクルーズを楽しみました。

当日はかなり靄が出ていて周りの景色が遠くまでは綺麗には見えませんでしたが、それなりの美しい風景を楽しむことができました。

右の写真はスピリット島の桟橋に到着した私たちのクルーズ船です。

スピリット島は小さな可愛い風光明媚な島でそこに上陸してゆっくりと散策を楽しみました。

上の写真はスピリット島から撮影した風景ですが、靄のおかげでかえって幻想的な優雅な風景になっています。

スピリット島ではかなりゆっくりと時間がとってあったので、風景を楽しむほか、海外から参加していた色々な観光客の人とも楽しく交流することができました。一緒に絶景を背景に記念撮影もしました。

また韓国から来ていた若い女性2人組の人とは、3日目のバンフ~ジャスパー移動観光ツアーでもご一緒していたので、この「再会」を喜び合いました。

マリーン湖のクルーズ船から撮影した風景(前回訪問時撮影)

スピリット島から見た絶景(前回訪問時撮影)

マリーン湖のクルーズを満喫してマリーン湖の船着場へ戻ってきた後は、湖の畔にあるレストランで昼食をとりました。そこでいただいたビーフシチューは思いがけず非常に美味でした。

その後バスで色々な美しい風景の場所を巡り、午後2時半くらいに観光ツアーを終えてジャスパーへ帰ってきました。私たちはホテルではなく、ジャスパーの街(小さな街ですが)の中心付近にてバスを降ろしてもらいました。

宿泊ホテルのジャスパー・パークロッジは、いわゆる滞在型のロッジ形式のホテルですので、夕食などの食べ物や飲み物を買い込んでホテルの敷地内でゆっくりと過ごそうと考えました。

街一番の大きなスーパーに寄ったあと、日本であらかじめ調べてきたタクシー会社に電話してスーパーの前まで来てもらい、それに乗ってホテルまで帰りました。

私たちの部屋(ロッジ)は2階建てのレイクフロントのスィートでしたので1階リビングの出入り口を出ると前は緑の芝生でその向こうはすぐに雄大な湖でした。

今回宿泊した部屋(ロッジ)の写真

ジャスパー・パークロッジ敷地内の雄大な湖1(前回訪問時撮影)

ジャスパー・パークロッジ敷地内の雄大な湖2(前回訪問時撮影)

ジャスパー・パークロッジ敷地内の雄大な湖3(前回訪問時撮影)

ホテルに戻るとまず敷地内の湖でカヌーを楽しむことにしました。予想以上に広い湖の上をゆっくりとカヌーを漕ぎながら色々な場所に行きましたが、途中で結婚式後のカップルとその仲間たちが騒いでいる場所も見かけました。

湖の中あたりでときどきオールを水から揚げてカヌーを漕ぐのをやめて波間に漂うととても落ち着いた優雅な気分になれました。

カヌーを十分に楽しんだ後は、街のスーパーで買い込んできたサンドイッチ、スナック、果物、サラダ、飲み物などを持って、湖の周囲に綺麗に整備されている遊歩道に出かけました。

この大きな湖の周りをすべて歩くと1時間半ほどかかりますが、家族でのんびりと風景や森林浴を楽しみながらゆっくりと散策をしました。

途中で景色の良い場所を見つけ、湖の傍にあるベンチに座って、静かな湖を眺めながらピクニック・ディナーを満喫しました。

食事中に、地元のカナダ人2人がなんと日本の柴犬をつれて散歩に来ていることろに遭遇しました。聞くと「カナダでは柴犬はとてもめずらしい犬ですよ!」と満足げに自慢していました。

薄暗くなるまでたっぷりと湖の畔で過ごした後、ホテルの部屋に戻り、明日のアメリカへの移動の準備をして早めに寝ました。

これで楽しかったカナディアンロッキーでの観光は終了です。

この記事は、大自然を求めてカナダ・アメリカ西海岸縦断の旅(3)へ続きます。

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