年末年始に家族でハワイ旅行(5)

はじめに

2023~2024年の年末年始にハワイ島4泊、オワフ島4泊の合計8泊10日で家族で観光旅行へ行ってきました。主な目的はワイキキ海岸で毎年年末に実施されるカウントダウン花火を鑑賞することです。この記事では旅程8日目のホエールウォッチングクルーズ、アラモアナでのショッピング、ヒルトンホテルへの移動や旅程9日目(最終日)の様子をご紹介します。

旅程8日目

いよいよ観光最終日になりましたが、以前から気になっていたハワイでのホエールウォッチングを楽しみました。ツアーの集合が朝早かったので早起きをしてツアーバスがくるまでワイキキのホテルのすぐ前の海辺に少し散歩に行きました。その時に撮影した動画を下に掲載します。この動画もどちらかといえばヒーリング動画のようになりました。ワイキキの早朝の浜辺は人も少なくとても静かで、ヨガや瞑想が落ち着いてできるような雰囲気でした。

ホエールウォッチングクルーズ

ホテルの近くからツアーバスで約15分のアロハタワー・マーケットプレイス ピア8という港まで行き、1500名も乗船可能なハワイ最大のクルーズ船スターオブホノルル号に乗り込みました(下の写真)。写真の背景に写っているタワーが観光スポットの一つであるアロハタワーです。朝早くの集合でほぼお昼前までの半日観光(7:35~11:15でした。

ハワイではオアフ島でもハワイ島でも大小さまざまなクルーズ船が出ていましたが、口コミを見ているとやはり波が荒いときはそれなりに船酔いのリスクがあるとのことで、結局ハワイ最大でしかも揺れ防止装置なるものがついているスターオブホノルル号にしました。

船内は自由席でしたが最終的にほぼ満席状態でした(下の写真)。新年早々ですがやはりとても人気があるクルーズのようです。

出航後は多くの観光客が船の看板に出てきて注意深く海面を見つめていました。クルーズ船にはクジラの出現を見張っている乗務員が数名いるので、どの方向からでも出現するとすぐに船内放送で案内がありました。

下の2枚の写真は出航後まもなく海面に現れたクジラの姿です。今回このような光景には5~6回は遭遇しました。全く見られないこともあるということですのでこの日は運が良かった方だと思います。クジラが出現するとそのたびに船内は大騒ぎになっていました。

これらのクジラは毎年冬場に子育てのためにアラスカから暖かいハワイ沖へやってくるザトウクジラだそうです。

下の写真は左にワイキキの街並み、右にダイヤモンドヘッドが見える風景です。南の島に突然都会がある風景はとても興味深いと思いました。ワイキキの魅力の一つはこのように都会と自然が隣り合わせに共存している珍しい環境だと思います。

今回のホエールウォッチングはほとんど揺れない大型船に乗ったので終始とても快適でした。

お昼少し前に港へ寄港した後ツアーバスでホテルまで戻るのをやめてアラモアナショッピングセンターへ行くことにしました。港の最寄りのAloha Towerのバス停から出るザ・バスはすべてアラモアナセンターへ行くので最初はそれに乗る予定でしたが、あまりにもお天気が良くて爽やかな風が吹いていたので、運動を兼ねて港からアラモアナセンターまで歩くことにしました。

30~40分程度だと思っていましたが、最終的には約1時間かかりました。しかし海沿いに歩くと迷わずにアラモアナセンターの向かい側にあるアラモアナ公園へ着くことが分かっていたので安心してとても快適なウォーキングになりました。

下の写真はアラモアナショッピングセンターのメインストリートのひとつで、いつも混んでいる印象が強かったのですが、今回はやはりコロナ禍明けということで人通りは少なめでした。

アラモアナショッピングセンターの有名なフードコートで昼食をいただきました。大変混んでいましたが相変わらずポキやパンダ・エクスプレスの中華料理はボリューム満点なのに格安で美味でした。

今回は洋服や装飾品などを中心に物色しながらいくつかのお店を回りましたが結局ウィンドウショッピングで終わりました。デザートを食べようということになり、1階にあるロコ御用達のスーパー「フードランド・ファームス・アラモアナ」に行って大きいサイズのフルーツアイスクリームを購入し、イートインコーナーでおいしくいただきました。

夕方になってワイキキへ戻ってきましたが、最後の夜を過ごすために以前から気になっていたヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキビーチ・リゾートへ荷物を持って移動しました。

下の2枚の写真はホテルのテラスから見た風景です。ウォーターフロントの部屋なので浜辺の様子もよく分かります。多くの子供たちがきらきら光る電子竹とんぼのようなおもちゃで夜遅くまで遊んでいました。

下の2枚の写真は夕暮れの風景です。心地よい海風を頬に受けながらテラスの椅子に座ってのんびりと過ごす時間がとても貴重なものに思えました。

このホテルは日本人に大変人気だと聞いていましたが、「ハワイアン・ビレッジ」ということで色々なお店など敷地内に充実していて、特に家族連れの宿泊客がとても多いように感じました。

1泊宿泊してみて分かったことは、ロビー、通路、エレベーターなどいつも混んでいてざわざわとして落ち着かず、自分としてはもっと静かで落ち着けるホテルの方が良いと思いました。部屋自体はワイキキのホテルにしては多少は広い方で、また窓やテラスから浜辺や海が良く見えるのでその点では満足でした。

夕方から夜にかけてワイキキの街を散策し、夕食はハワイのグルメのひとつであるステーキをいただこうと有名なルースズ・クリス・ステーキ・ハウスへ行きました。ここはハワイでは、ウルフギャングと並ぶとても人気があるステーキハウスで当日の夜も大変混みあっていましたが、OpenTableであらかじめ予約を入れておいたのですぐにテーブルに着くことができました。

前回訪れたウルフギャングと同様に自分たちの周囲のテーブルは何とすべて日本人のお客のようでした。

家族は皆フィレステーキを注文しました。脂肪分が少なくとても柔らかいのでおいしくいただくことができました。味はウルフギャングのステーキと大差はなくどちらもそれなりに美味だと感じました。

旅程9日目

いよいよ帰国の日となりました。

ホテルからは定額安心のチャーリーズ・タクシーでホノルル空港へ行きました。成田空港まではまたA380 ANA HAWAii FLYING HONU (フライングホヌ)の海亀さんの飛行機に乗って帰ってきました。

終わりに

今回のハワイへの家族旅行は8泊10日の少し長い日程でしたが、ハワイ島に4泊、オアフ島に4泊し、色々な初めての観光スポットを訪れ、色々なガイドさんと楽しい話をし、またハワイのグルメであるロブスター、ステーキ、エッグベネディクト、ガーリックシュリンプ、ポキなどをおいしく賞味することができてとても充実した旅になりました。もちろんカウントダウン花火は周りの人の歓声とともに大いに盛り上がって十分楽しむことができました。

今まではオアフ島中心の観光で2回はカウアイ島へも日帰りツアーで行きましたが、やはり今回はハワイ島での宿泊や観光がとても印象に残るものとなりました。

ハワイ島に関しては以前は「溶岩が流れるところが見られる島」くらいの認識しかありませんでしたが、今回宿泊してじっくりと島を回って見て大自然の見どころがとても多い感動的で、大いに楽しめる島だと認識が180度変わってしまいました。

各所に溶岩の跡が残る溶岩台地の広大な荒々しい島ですが、たとえばカイルア・コナの街はワイキキの街に比べてはるかに自然の中にあって、のどかで滞在しているだけで体が健康になっていくような気持ちの良い場所でした。

また貸し切りツアーでのガイドさん達は皆とても明るく親切で、一日10時間程度も一緒にいるとハワイや観光の話だけでなく、ガイドさんの家族やこちらの家族の個人的な話などにも発展することが多くとても興味深く楽しくてあっという間に一日が過ぎるという感じでした。

とにかくスケールの大きい大自然が好きな人にはハワイ島に滞在してゆったりと観光することをお勧めします。

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